ワルシャワ王宮の程近く、ヴィスワ川に最初の鉄橋が架かったのは1864年のことでした。第一次世界大戦中の1915年、その橋はワルシャワから撤退するロシア軍に破壊されますが、翌年には残された橋脚の上に橋は再建されました。そして1944年、今度はドイツ軍により橋は再び破壊されてしまいます。しかし1949年、またも残された橋脚を生かしながら、新たにシレジア・ドンブロワ橋として生まれ変わります。幾たびの戦争に翻弄されながらも、橋は力強く存在し今日も人々の生活を支えているのです。
9商品