海は深く、急峻に立ち上がる六甲の山々が風を遮る天然の良港として、神戸は幕末の日本を世界に開きました。海岸から山麓までわずか2kmほどの間には歴史を物語る旧居留地や異人館街、三宮や元町の繁華街が層を成すように凝縮されています。そして1995年、壊滅的な被害を受けた街にはいまだ震災の記憶が残ります。神戸の夜景は漆黒の山々や海とのコントラスト、そして復興の歩みによってひときわ輝いているのです。
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