19世紀初頭、ハンガリーの都市ブダとペシュトの間には橋がなく、冬になると人々はドナウ川に張った氷の上を歩いて行き来していました。ある12月、父の訃報を受けたセーチェーニ伯爵は急ぎ対岸へ向かおうとしましたが、川はまだ人が渡れるほど凍結しておらず、大変な苦労を強いられました。これをきっかけに伯爵は橋の建設を決意し、1849年ついに両都市は当時の最新技術の鎖橋(鎖の吊り橋)で結ばれます。その後ブダとペシュトは合併し、「東欧のパリ」と称される首都ブダペストへと発展していったのです。
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