歌川広重の「東海道五十三次」にも描かれた、由比宿と興津宿の間に位置する薩埵峠(さったとうげ)は、薩埵山が海へと突き出す地形から、かつては狭い海岸線を波にさらわれぬよう駆け抜けるしかない、東海道屈指の難所でした。幕末に発生した安政東海地震により海底が隆起して幅は広がったものの、今なお狭い海岸線を東海道本線や国道1号、東名高速が分け合うように通り抜け、往時の難所の雰囲気を現代に留めています。
12商品